相続放棄とは？

相続放棄とは？
故人のプラスの財産もマイナスの財産もすべて引き継がないための手続きです。
文字どおり相続を放棄するための手続きです。

相続放棄をしないとどうなる？
相続することを認めたとみなされます。
すぐにみなされるわけではなく３か月間を経過した時点でみなされます。
みなされる前に相続放棄するかを決めなければなりませんので、考える時間は３か月しかありません。

では相続放棄を決めたとしてその方法は？
家庭裁判所に対して３か月以内に相続放棄の申立てをしなければなりません。

３か月を経過したらもう放棄はできない？
この３か月は故人の死亡から３か月ではなく、「故人の死亡及び故人の借金の状況を知ってから」３か月です。
例えばだいぶ後になって借金の存在を知った場合は、その知った時から３か月がカウントされることになります。
したがって故人の死亡の日から３か月を経過しても相続放棄を諦める必要は全くありません。